詰め替えインクは、空になったカートリッジに自分でインクを補充するものです。
買い求めるのはインクだけであるということ、また自分でインクを補充する作業を行なうということで、ほかの種類のインクに比べると低価格で販売されているのが最大のメリットといえるでしょう。
安く良質な製品の場合は純正インクの50%OFF程度、品質を落とすと100円均一のお店で買えるようなものもあります。ただ、値段が安い以外のメリットはこれといってありません。
デメリットのほうがどちらかというと多く、とくに安価なものは品質が良くありません。印刷の仕上がりはほかの種類のインクに比べ悪いといわざるを得ませんし、ひとつのカートリッジに行なえる詰め替え回数は4回ほどで限界がやってきます。
また、詰め替えインクは前述したように、自分でインクの詰め替え作業を行なわなくてはいけません。専用の工具が必要になることがありますし、作業時には手が汚れてしまいます。詰め替え方法自体も慣れるまでは難しく、わずらわしい思いをしてしまうことは避けられないでしょう。
詰め替えインクを購入する場合には、安く買える反面、品質の低さや手間がかかることに不満を感じる可能性があることを忘れてはいけません。